1インチ角CsI(Tl) + PMT(浜ホトR6231)

HAPPY SCINTILLATIONさんから購入した、1インチ角CsI(Tl)と浜ホトのR6231を組み合わせました。
FWHMは5.2%(662keV)と、かなり分解能が良いです。


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マントルを1時間かけて計測したスペクトルです。
1mm厚の鉛板を10mm厚程度になるように巻いただけの遮蔽容器なので、遮蔽がいまいちですが、低エネルギー域の分解能がとても良く、今まで見えなかった核種のピークが見えるようになりました。


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前に測ったのと同じホットスポットの土壌です。
30分の計測ですが、134Csと137Csが綺麗に分離出来ています。

 

やっぱり、まともな遮蔽容器が欲しいなぁ・・・

HAPPY SCINTILLATION  Φ2″ × 2″NaI(Tl)プローブ購入

HAPPY SCINTILLATIONさんのΦ2″ × 2″NaI(Tl)プローブ・Aグレードを購入しました。

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137Cs基準線源で計測した分解能は7.66%です。
高圧と検出回路はBeeResearch社GS-1100Aを使用しています。

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とあるホットスポットから採取した土壌を、上記プローブとベクモニ2011を使って計測したスペクトルです。
線量が高いのもありますが、鉛遮蔽無しで134Cs(605keV)と137Cs(662keV)が分離出来ているのが判ります。

さて、次は鉛遮蔽容器の調達でしょうか・・・
出来れば50mm厚といきたいところですが、重量と価格を考えると悩みます。
手軽に作るとしたら、1mm厚の鉛シートを巻くのが良さそうです。



【参考】http://www.le-strategies.com/
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